今回は、私が昔のメンターから教わった、
最大のマインドセットを解説します。
他にも様々なマインドがある中で、
一番と言って良いほど強く、何度も
叩き込まれたマインドセットです。
それが『結果主義』
事業は結果が全てであり、
結果以外に執着やこだわりを
持ってはいけないという話です。
結果が全て
事業は結果を出さないと収入ゼロです。
サラリーマンだったら、
仕事が出来なくても毎日決まった時間に
出社し帰宅していれば、毎月決まった日に
決まった給料が振り込まれます。
法的に、一方的なリストラも出来ません。
が、起業は全く別世界です。
どんなに毎日必死に働いても、
1日12時間作業をし続けても、
結果を出さなければ1円も儲かりません。
しかも、多額の経費が掛かるリアル事業だと、
どんどん赤字や借金が積み重なっていきます。
最後には、破産するのです。
よって、生き残るためには、
どんな事があろうと何をしようと、
絶対に結果を出さないといけません。
当然、一度利益が出た後も、
慢心せず結果を出し”続け”ないと、
再び借金を背負ったり、会社が潰れて
社員や家族を路頭に迷わせたりします。
つまり、事業に命が懸かっているのです。
だから経営者や起業家には、
「結果を出せなければ死」
という決意が宿っています。
しかし、ネットビジネスは
0円でもスタートできます。
仮に投資しても数万円～数十万円。
リアル事業のように2000万円の
借金をいきなり背負う事はありません。
なので、絶対に結果を出さないといけない
という決意を持たずに始める人が大半です。
そのせいで、99%の人は結果を出せません。
結果を出すという決意が、弱すぎるのです。
例えば結果を出せない人ほど、
努力している、継続している、やる気がある、
教材通りやっている、寝ずにやっている、
などの『過程』に注目してしまいます。
しかし、やる気があり、寝ずに努力しても、
商品が売れなければ収入はゼロです。
そうして利益が出なければ、事業は続きません。
つまり事業経営において、その人のやる気や努力、
“教材通り”などに意味は無いのです。
顧客も、私たちのやる気や気持ちには
一切興味を持っていません。
顧客は、あなたのお店や商品、
サービスが優れているかどうかでしか、
判断や評価をしてくれないのです。
コンビニオーナーがどれほど熱意を持っていても、
店内が汚くて、品ぞろえが悪くて、接客態度も
悪ければ人なんて寄り付きません。
「このコンビニオーナーはどんな
想いで経営をしているんだろう」
と興味を持つ人なんてゼロです（笑）
そこでオーナーが、
「いや私のお店は汚いし品ぞろえも
悪いけど、やる気はあるんです！」
と訴えても、客からすれば「知らんがな」の一言。
オーナーのやる気や想いなんてどうでも良く、
サービスが優れているかどうかだけです。
ネットビジネスも同じ。
その発信者が努力しているかどうかではなく、
結果として良い発信が出来ているか、
良いツイートやメルマガを書けているか、
そして商品を欲しくなったかどうかが全てです。
「毎日寝ずに努力したけど、全然価値の無い
レポートしか書けませんでした」では
1円も儲かりません。
が、多くの人は寝ずに努力した事で
満足してしまうのです。
よって今後は、
「努力している」
「継続している」
「言われた通りにやっている」
「やる気がある」
といった発言を辞める必要があります。
実際、私の過去コンサル生さんでも、
結果を出した人は、そういった過程の
発言を一切しませんでした。
結果を出すための質問・相談をしたり、
結果の報告だけをしてきます。
が、上手くいかない人は
「やる気はあるんです」など、
結果以外の話ばかりなのです。
簡単に3行でまとめると、
私たちが利益を上げられるかどうかは、顧客が決めます。
そして、顧客は結果にしか興味がありません。
つまり、私たちにとって大切なのは結果だけです。
完全歩合制（フルコミッション）で働けるか？
その人が結果主義というマインドセットを
ちゃんとインストール出来ているかの
指標があります。
それは、
『完全歩合制（フルコミッション）の会社で働けるか』
です。
完全歩合制とは仕事の成果で給料が決まるシステム。
仕事で結果を出したら給料を貰えます。
が、結果を出せなければ1円も貰えません。
普通のサラリーマンやOLと違い、
毎日ちゃんと出社していれば、
給料が振り込まれるわけではないのです。
で、この話を聞いた時に、
少しでも「嫌だな」「それはちょっと…」と
思うなら、ネット起業はまだ出来ません。
なぜなら、完全歩合制は起業よりマシだからです。
会社である以上、もう商品がありますし、
交通費や広告費などは会社の資金を使えますし、
今まで積み上げてきた信用もあります。
が、起業は全てが無いのです。
ゼロから全てを自力でやらないといけません。
商品は自分で作らないといけないし、
広告費などの資金は自分で稼がないといけないし、
信用はゼロから積み上げていかないといけません。
難易度は起業の方が遥かに高いのです。
よって、完全歩合制の会社で働けないとか、
抵抗を感じてしまう人は、ネット起業なんて
やっても100%失敗します。
まだマインドセットの塗り替えが必要です。
しかし多くの人がなぜ、
結果主義の考えになりにくいかと言うと、
一般の労働形態は過程主義だからです。
さっきも言ったように会社員やフリーターは、
働いた時間に応じて給料を貰えます。
どんなに仕事が出来ず、失敗ばかりで、
やる気が無くても、1日9時間会社にいれば
毎月決まった給料が振り込まれるのです。
その会社員経験が長ければ長いほど、
「やればお金を稼げる」という感覚が
深いところに染み付いてしまっています。
だから余計に、
「こんなに長く続けているのに」
「こんなにたくさん作業しているのに」
「こんなに努力しているのに」
という過程へ注目してしまうのです。
そのため、マインドセットの習得に苦労します。
だからこそ序では、自分の思考・感情を
一旦ゼロにリセットしないと先には
進めないと言ったのです。
そして、実はこの結果主義という
マインドセットは、会社員より学生の方が
すんなり受け入れられる事が多いのです。
なぜなら、学生には受験勉強があります。
その人がどんなに寝ずに勉強しても、
家族との時間も、趣味も遊びも全部放棄して、
100%の決意でやっても、点を取れなければ
不合格になるわけです。
受験では、努力や過程が全く評価されません。
評価されるのはテスト結果だけです。
だから究極の結果主義で生きています。
私は総合的に見て学生起業は推奨していません。
が、結果主義というマインドセットだけで言うと、
学生の方が優れている事は多いのです。
ネットビジネスも受験戦争のように、
結果以外は一切評価されないと見る
必要があります。
この結果主義を落とし込めるかどうかで、
事業の結果は雲泥の差です。
ライ〇ップではありませんが、
結果にコミットしていきましょう。
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