ゲーミングパソコンは普段使いできるか?ビジネス用に合うか調べてみた
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今日は

『ゲーミングPCは普通の
ビジネス用パソコンとして使えるか?』

を調べてみました。

先日、パソコン事情に詳しい人が、

「最近流行りのゲーミングPCが圧倒的にコスパ良い。
ゲームしない人でも、パソコンはゲーミングPCを買え」

と言っていました。

確かに、ゲーミングパソコンはゲームをしない人が
ビジネス用途で使うにしても、有力だという声を
最近はよく聞きます。

そこで、SurfaceやLet’s noteのようなメーカー品より、
本当にゲーミングPCの方が良いのか?

今回、調べてみました。

(この記事で出てくるゲーミングパソコンは、
断りが無い限りノートパソコンとなります)

ゲーミングPCはビジネスに使えるのか…4大メリットから解説

まず、ゲーミングPCはその名の通りゲーム用PC。

謎にカラフルに光るパソコンとして有名です(笑)

で、なぜゲーミングパソコンがビジネス用途にも
推奨されているかと言うと、そもそもパソコンで
ゲームをするには高いスペック(性能)が必要。

つまり、単純にパソコンとして高性能なため、
ビジネス用途としても使いやすいわけですね。

対して、多くの家電メーカーから出ているパソコンは、
必要以上のサポートとか、ほとんど使わない
ソフトとかが入れられており、その分、
スペック以上に値段が高くなりがちです。

なので、それよりはゲーミングパソコンを買って、
ビジネス用に使おうと言うのが、ゲーミングPCを
推奨する方々の意見のようです。

ここから、ゲーミングPCのメリットを、
もう少し細かく分解して見ていきましょう。

ゲーミングPCのメリット1.非常に高性能

ゲームはパソコンの性能が相当良くないと遊べません。

そのため、普通のビジネス用パソコンより
高い性能を誇っているんです。

私も今回の記事を書くに当たって、
10〜20万円という価格帯のゲーミングPCを
調べたのですが、まあ今まで使った事が

無いほどの高性能な仕様でした。

よって、ゲーミングパソコンへ乗り換えるだけで、
今まで重かったアプリがサクサク動いたり、
Netflixで動画を見ながらでも快適にパソコンを
使えたりして、その軽さに驚くでしょう。

ゲーミングPCのメリット2.グラフィックス処理能力が高い

パソコンでゲームをプレイするには、
相当モニターが良くないといけませんし、
高い3Dグラフィック処理や、画面描画の
能力も求められます。

そのため、高い画像処理能力を
持ったパソコンになっているんです。

専門用語で言うと、
GPU(Graphic Processing Unit)
が搭載されています。

よって、仮にゲームをしない方でも、
画像、動画編集などは非常にやりやすいでしょうし、
YouTubeやNetflixで映画を観ると、普通のPCとは
全然違った画質になるでしょう。

ゲーミングPCのメリット3.冷却能力が高い

意外と大事なメリットがこれ。

パソコンは重いアプリを動かし続けたり、
動画を見続けたりすると、すぐ発熱します。

特に常時ゲームを動かすと、本体が熱くなるんです。

そこでゲーミングパソコンでは、
普通のパソコンよりデカいファンを搭載したり、
ファンの数を増やす事により、本体を自ら
冷却する能力が非常に高くなっています。

また、ゲーミングパソコンのケースも、
熱を逃しやすいアルミニウムを
使っているものが多いようです。

これが結構大事です。

私の長年の悩みは、夏にパソコンの寿命が
一気に削られる事なんです(笑

相当エアコンの効いた部屋じゃないと、
あっという間にパソコンが熱を持ってしまいます。

その冷却機能が強力なのは助かりますね。

ゲーミングPCのメリット4.ほんの僅かな処理も速い

ゲーミングパソコンは高性能なので、

  • Wordで書類を開く
  • 書類や画像を上書き保存する
  • ブラウザを立ち上げる

といった動作も、僅かですが
普通のパソコンより速くなります。

すると、日頃の仕事やビジネスの
モチベーション維持に繋がるんです。

「動作の速さとモチベーションって関係あるの?」

と疑問に感じるかも知れません。

これについて詳しくお話すると、
電子機器やWebでは「レイテンシー」と言って、
ある合図を送ってから、その答えが返ってくるまでの
遅延時間が発生するんです。

例えば、あなたがブラウザをクリックしてから、
そのブラウザが立ち上がるまでの時間を、
レイテンシーと呼びます。

科学的な実験が行われた結果、
このレイテンシーが長ければ長いほど、
私たちのモチベーションは少しずつ
削られていく事が分かったんです。

つまり、パソコンやスマホの動作が遅いと、

  • パソコンを起動する
  • Wordで書類を開く
  • 画像を上書き保存する

といった何気ない作業をする度に、
ちょっとずつやる気が失われていくんですね。

さらに、現在の実験で分かっているのは、

「人間には認識出来ないレベルの小さな
レイテンシーでも、モチベーションに影響する」

という事です。

それが、自分には認識出来ない、
コンマ1秒の差とかだったとしても、
モチベーションに影響してきます。

よって、パソコン仕事をする人の場合、
ほんの僅かでも処理の速いパソコンを
持つ事には、大きな意味があるんです。

ちなみに、レイテンシーの話を抜きにすると、
私は正直、ブログやメルマガを書くだけなら、
5万円のパソコンで十分と考えています。

画像編集も、文字を入れたり、
サイズを変えるくらいの簡単な処理なら出来ますし。

しかし、レイテンシーを少なく出来るなら、
予算を上げて10〜20万円のパソコンを買っても、
十分に価値はあると思っているんです。

そんなレイテンシーの少ないパソコンが、
ゲーミングPCと言えます。

ゲーミングPCのデメリット3つ

さて、当たり前ですがゲーミングパソコンには
デメリットもあります。

ゲーミングPCのデメリット1.一般的なパソコンと比べて高価

ゲーミングパソコンは高性能を目指しているだけあり、
10万円以上の値段になってきます。

ただし、これは単純に
「パソコンの性能が良いから値段も高い」
という当たり前の話なので、取り立てて、
ゲーミングPCのデメリットなわけではありません。

ゲーミングPCのデメリット2.本体が重い

で、ゲーミングPCはグラフィックカードという
パーツを搭載しているので、普通のパソコンより
本体が重くなりがちです。

これが、持ち運びの多いノートパソコンだと、
ネックになるでしょう。

そんなノートパソコンは大体どれくらいの
重さになるかと言うと、例えば、
PanasonicのLet's noteなら0.75kg〜1.5kg。

MicrosoftのSurfaceシリーズは1.3〜1.6kgほど。

MacBook Airは1.3kg前後で、
一番重い16型MacBook Proは約2kgです。

で、私の体感だと、仕事で頻繁に持ち運ぶなら、
重さは1.5kg未満だと軽く感じます。

以前は2kgするMacBook Proを持っていましたが、
手提げ型のビジネスバッグに入れて持ち運ぶのは
結構大変でした。

そしてゲーミングノートPCは、
品にもよりますがライトユーザー向けの
小型製品でも2kg前後はします。

本格的な製品なら3kgにはなるでしょう。

よって、私のようにホテル、カフェ、新幹線とか、
いろんな場所へ持ち歩いて仕事したい方にとっては、
重量がしんどいと思います。

ゲーミングPCのデメリット3.ファンがうるさい

これは、私もまだ使った事が無いので
確かな事は言えませんが、ゲーミングPCは
ファンの音が普通よりうるさいとの事。

確かに、先ほどお話した通り、ゲーミングPCは
冷却機能が強く設定されています。

そのために大型ファンを搭載したり、
ファンを複数設置したりするわけです。

そのため、ゲーミングPCに負荷を掛けると、
ファンが盛大に鳴るので、動画鑑賞などでは
気が散るかも知れません。

ゲーミングPCはどんな人にお薦め?

ここまでのメリット・デメリットを見てきて、
「結局どんな人にゲーミングパソコンが良いのか?」
を整理してみました。

ゲーミングPCがお薦めな人1.ネット起業家

先ほどのレイテンシーを考えると、
ネットビジネスをする方にはお薦めです。

また、ネットビジネスを長くやっていると、
いろんなアプリを使ったり、動画撮影・編集を
する機会がいずれ出てきたりします。

その時、低性能なパソコンだと厳しいんですね。

なので、少しでも高性能なパソコンを買っておく
価値は、十二分にあると思います。

ゲーミングPCがお薦めな人2.CAD(Computer Aided Design)

設計業務などで使うCADは、グラフィックが高性能な
ゲーミングPCの方がやりやすいでしょう。

ゲーミングPCがお薦めな人3.画像・動画編集

画像編集、動画編集、また3Dグラフィックを
扱うような方は、ゲーミングPCがお薦め。

ネットビジネスでも、動画コンテンツを多く出したり、
YouTubeに動画投稿をするような方なら、
ゲーミングPCは大いに役立つと思います。

グラフィック処理に最適化されたゲーミングPCなら、
そこら辺のメーカー品よりも使いやすいでしょう。

ゲーミングPCがお薦めな人4.趣味がゲームや映画鑑賞

趣味でゲームをしたり、Netflixで映画を観る人は、
ゲーミングPCを利用するメリットが大きいです。

私のように、ネットビジネスをやっており、
趣味でもパソコンを使う人なら、
ゲーミングPCひとつで両対応出来ます。

用途別お薦めパソコン

以上を簡単にまとめると…

  • 趣味で使うなら普通のPC
  • ビジネスで使うなら高性能PC or ゲーミングPC
  • 価格を抑えたいなら普通のPC

といった感じです。

まず、普通のPCについてお話すると、
ゲーミングPCほどの性能ではありませんし、
画面も綺麗ではありません。

が、ビジネスで使うには十分です。

また、ビジネス用PCだと、一見値段が安く、
性能が低くても、Microsoft Officeシリーズなら
快適に使えるよう工夫されています。

そういう安価なPCは小型 & 軽量型が
多いのも魅力ですね。

ただし、普通のPCだと、重い作業をすれば
動きがカクつく場合もあります。

例えば、

  • YouTubeで動画を再生しながら作業する
  • 動画撮影や編集を行う
  • 複数のアプリを同時並行で使う

といった作業になると、
スペックの悪いパソコンでは厳しいです。

まあ、「普通のPC」と言っても値段と性能は
幅広いんですが、パソコンに負荷を掛けても
快適に動作して欲しい場合、ある程度の
値段にはなってくるでしょう。

一方、

  • ネットで検索する
  • 普通にYouTubeを見る
  • ブログやSNSを利用する

くらいなら安いパソコンで十分。

一方、最低10万円の予算があるなら、
ゲーミングPCも視野に入ってくるでしょう。

特に、

  • 僅かでも動作を速くしたい(レイテンシーを減らしたい)
  • 画像や動画編集をする
  • 趣味で映画鑑賞やゲームをする

といった方なら、ゲーミングPCが良さそうです。

ゲーミングパソコンは普段使いできるか?まとめ

ゲーミングPCはその名前から、
ゲーム専用みたいな印象を受けます。

しかし、動作の重いゲームでも快適に動くだけの性能や、
ゲームグラフィックを映し出せるだけの機能が
搭載されているため、ビジネス用途でも大活躍。

特に、少しでも速く動作するパソコンが欲しい方や、
画像・動画を扱う方には良い選択肢でしょう。

一方、ゲーミングPC特有の(物理的な)重さと、
ファンの騒音はマイナスポイントです。

が、動作の速さとグラフィックを考えれば、
かなり魅力的だと言えます。

ぜひ、ゲーミングパソコンを普段使いの
選択肢として考えている方は、参考にして下さい。

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