
私は「人生に知識と色彩を」をコンセプトに
コンテンツビジネスをしています。
販売するコンテンツも、
Xやこのメルマガでの情報発信も、
読者さんの人生がより彩り豊かになる
お手伝いをしたいという想いで作っています。
コンテンツビジネスはこうした
「コンセプト」が重要です。
ただ知識やノウハウ、実績を並べるだけでは
どうしても無個性になってしまい、
他の発信者さんとの違いを出すのが難しいのです。
もちろん有益な情報を発信することは大前提ですが、
「あなたは、なぜこの活動をしているのか?」
「読者さんに、どうなってほしいと願っているのか?」
といった、あなたの根底にあるメッセージを
強く打ち出す必要があります。
ここが、ライバルとの最大の差別化ポイントであり、
今の時代、特に大切になってくるアプローチです。
(私自身も2024年から、
この点を大きく意識して変えました)
しかし…
最近、この大切なコンセプトの「伝え方」を
間違えてしまっているケースをよく見かけるんです。
コンセプトには大きく分けて次の2種類があります。
A. 顧客に提供できるメリット(ベネフィット)
B. あなたの理想や信念(ビジョン)
理想を言えば、両方を伝えられるのがベストです。
が、この2つの性質の違いを理解せずに発信してしまうと、
せっかくのコンセプトも効果が薄れてしまいます。
どういうことか、具体的に見ていきましょう。
たとえば、私が発信でよくお伝えしている
「コンテンツビジネスで自由な働き方を手に入れましょう」
というメッセージ。
これは読者さんにとって、
「時間や場所に縛られずに働けるようになる」といった
明確なメリット、つまりベネフィットがあります。
これはAパターンです。
こうしたAパターンのメッセージは、
読者さんの「自分ごと」になりやすいので、
繰り返し伝えても問題ありません。
むしろ、積極的に伝えるべきです。
一方、私が以前コンテンツクリエイターズという
スクール募集をかけた際に、メルマガでこんな
メッセージを書いたことがあります。
「個人の力で自由に生きる人を増やし、
その連鎖を起こしたい」
これは私の想いであり、Bパターンです。
共感を呼ぶ可能性はありますが、
読者さん一人ひとりにとっての
「直接的なメリット」かと言われると微妙。
「自由な人が増えるのは素晴らしいけど、
それが私にどう関係するの?」
と、感じてしまう方もいます。
このようにBパターンのビジョンは、
伝えるタイミングや状況を選ぶ必要があるんです。
有名な例を挙げると、
サイバーエージェントは
「21世紀を代表する会社を創る」
という大きなビジョン(理念)を掲げています。
でももし私たちが、
同社のサービスを何も知らない状態で
この言葉だけを聞かされても、
「ふーん」としか感じません。
ところがサイバーエージェントは
AmebaブログやAbemaTV、Cygamesといった、
私たちユーザーにとって魅力的で価値のある
コンテンツを次々と生み出しています。
実際に多くの人を楽しませている上で、
「私たちは『21世紀を代表する会社を創る』ことを目指しています」
と伝えられたら?
その言葉に説得力が生まれ、共感や感心を覚えるはずです。
つまりBパターンのビジョンというのは、
Aパターン(ベネフィット)を提供した上で
伝えると大きな共感や感動を生めます。
ベネフィットの提供なしに、
ただ崇高な理念や理想だけを語っても、
残念ながら顧客には響きません。
このように「コンセプト」と一言で言っても、
A. 読者さんにとってのベネフィットなのか?
B. あなた自身が掲げている理念や理想なのか?
という2種類があることを区別することが重要です。
そして私のオススメは、Aパターンです。
特に発信を始めたばかりの方は、
読者さんのベネフィットに特化した方が
発信しやすいでしょう。
もっとも、発信がうまい人たちは、
Bパターンも効果的に活用しています。
「みんなで一緒に、こんな未来を実現していきましょう!」
といったメッセージを発信することで、
多くのファンを惹きつけています。
しかし、彼らが成功しているのは、
同時にAパターンのベネフィットも
魅力的に伝えているからです。
読者さんの「欲しい!」「こうなりたい!」という
興味関心をしっかりと引き寄せつつ、共感を呼ぶ
ビジョン(理念)も語っている。
この両輪が大切なんですね。
このベネフィットを抜きにして、
ただただ素晴らしい理念を主張しても、
読者さんにとってのメリットが見えなければ、
興味は持ってもらえません。
「あなたのビジョンが実現したら、
私にどんなメリットがあるのか?」
この視点が抜け落ちてしまうと、
せっかくのコンセプトも空振りになりがちです。
しかし最近、SNSでこの落とし穴にハマっている
アカウントをちょいちょい見ます…
そうならないためにはまずAパターン。
「顧客のメリットは何か?」に
集中することがオススメです。
そしてファンを作り、結果が出るまで挑戦してみましょう。
それができてきたらBパターンも試し、
より魅力的なコンセプトに仕上げる
という手順が確実です。
あなたのコンセプトも見直してみてください。


