ネットビジネスでファンを作る3つのブランディング手法
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私は
パーマネント・トラベラー(永遠の旅行者)
として海外旅行をしていたことがあります。

一時はタイのチェンマイでアパートを借り、
在住していました。

そんな旅をしているので、
周りから海外事情について
聞かれることも多いんですね。

前に聞かれたのがクレジットカードの違い。

VISA、MasterCard、JCBの違いや
選び方について質問されました。

でも、私はクレジットカードの知識、
そんなに深くありません。

海外経験があるので、
「このブランドは決済に使いやすい」
「このカードは加盟店が少ない」
ということは言えます。

また、前に債務整理でブラックリストに
載っている人でも発行できるカードという
無料レポートを出したことはあります。

なので他の人よりは詳しいはずです。

が、それくらい。

専門家には負けるし、
クレジットカード情報を扱っている
アフィリエイターのほうが恐らく
勉強しているでしょう。

他、予防歯科には一般人より詳しいと
思っていますが、歯科医には負けます。

ADHDやASDなどの発達障害にも詳しいですが、
精神科医や心理士には負けます。

唯一、ユングの分析心理学は専門家にも
タメを張れる自信がありますが、
私は「分析心理学」というジャンル特化なので、
それ以外のユング心理学は詳しくありません。

私より優秀な人たちがいるわけです。

でも周りから頼られることは多いんです。

それはなぜ?

要は詳し過ぎる人より、
身近な人のほうが頼りやすいからです。

専門家だと話が難しかったり細かすぎたりするし、
心理的に質問しづらいことも多いでしょう。

でも私は一般人。

質問のハードルが低いし、
説明も分かりやすいんです。

つまり実績やキャラクターって必ずしも
「優れていたら良いわけではない」
ということです。

ネットビジネスもここは同じ。

発信者のキャラクター作りって、
大きく分けると3パターンあります。

1.優等生
2.先生
3.神様

優等生はクラスメイトに勉強を教える、
「友だちよりは頭のいい人」です。

班長くらい。

権力は持っているし、優秀である。

でも、先生と比べると知識は少ないし、
知らないこともある。

ただし、立場が近いので質問しやすい。

そんなブランディングです。

一方で先生は、生徒に勉強を教える
講師、師匠、師範代ですね。

生徒よりもレベルは高いし、
平等な立場ではありません。

多くの人が目指すキャラクター作りは
「先生」です。

それは決して間違いではありません。

十分に成功できるやり方です。

ただし、その人の性格や知識・経験・実績により、
先生ブランディングが合わない場合もあります。

自分を「先生」にするには、
人よりも大きな実績、豊富な知識と経験、
優れたマインドがないといけないんですね。

私は成功している、
こんなに効率よく結果を出している、
それを教えるから私についてきなさい、
と。

その人にハマっていればいいんですが、
合っていないとストレスにもなります。

結局、人間ってそんな完璧じゃないんです。

24時間365日、
気を張っていることはできないし、
マインドを完璧には守り続けられないし、
「ベストを尽くす」なんて1日3時間もできない。

これ、インフルエンサーや成功者の
裏側を詳しく知ると本当によく分かります。

表では、

「自分を律しています」
「自己管理しています」
「タスク管理も時間管理も完璧」

みたいなキャラ作りをしている人が、
家はめっちゃ汚かったり、週3で寝坊していたり、
YouTube動画を1日2時間も見ていたり。

「時間がないと言い訳する人は
一生成功できません」と言っていた人が、
「忙しくてこのプロジェクトが進まない」
と言っていたり。

「会社の愚痴を言い合う飲み会なんて時間の無駄」
「愚痴愚痴言うならやめればいい」
と言っている人がネットビジネスの
ストレスは愚痴愚痴言っていたり(笑)

別にそれが悪いわけでもなくて、
人間ってそういう生き物なんです。

でも「そういう生き物じゃなく見せる」のが
先生ブランディング。

そうやって自分をよく見せると、
A.現実の自分(セルフイメージ)
B.周りから見られている自分(パブリックイメージ)
が乖離していきます。

そのため、ネットビジネスで失敗や挫折をしても、
「誰にも言えない」という問題も出てきます。

何しろ先生なので
「上手くいく自分」
を生徒に見せないといけません。

でも商売ってやることなすこと、
すべて上手くいくわけではありません。

正しいノウハウがあっても、失敗は起こります。

むしろ失敗のほうが割合は多いです。

だから天才に見せている人でも、
裏では失敗しまくっているし、
メンタルが落ちたり凹むことはあるし、
自信喪失することもあります。

でも、その姿を見せられないんですよね。

先生(師範代)だから。

そこから、

「本当の私は誰にも理解されていない」
「誰にも本当の自分を見せられない」
「リアルや通話でボロを出したくない」

という孤独感に繋がることも多いんです。

その点、優等生ブランディングだと、
「今回はテストの点が悪かった」
「忘れ物をした」「遅刻した」
くらい許されます。

自分の失敗や悩みも明け透けにできます。

まあ、あんまり愚痴を言い過ぎて
ネガティブだとウンザリする人も出てきますが、
たまに失敗や弱音を吐くのはOK。

等身大で気楽な活動ができるんです。

ちなみに最後の神様ブランディングは、
先生ブランディングをさらに極端にしたもの。

完璧な人間、
弱みを見せない、
付いてくる人たちを救う、
周りのライバルよりも私が優れている、

という感じです。

でも私がネット起業家を見ていると、
活動初期は神様や先生になっても、
次第に嫌気が差して優等生ブランディングへ
下げていく人も少なくありません。

でもこれ「上げていく」は簡単ですが、
「下げていく」は恐怖心が大きいんですよね。

優等生→先生は、実績や経験が増えたり
自信がついたとき、いつでも移行できます。

対して、今まで先生ブランディングで
やっていた人が、初めて生徒さんに
弱みや弱点を見せるのは怖いんです。

もちろん先生ブランディングにも
メリットはあります。

・先生というキャラだからこそついてくる人たちがいる
 (そのキャラ作りでないと取れない客層がある)

・上下関係を重んじる、素直な生徒が集まりやすい

などです。

だから決して先生を否定し、
優等生を肯定したいわけではありません。

ただし大切なのは、
「先生キャラは上位互換ではない」
ということです。

多くの人が先生ブランディングへ走るのは、
自分を凄く見せないと周りのライバルたちに
勝てないと思ってしまうからです。

たしかに商売である以上、
ライバルとの勝負は絶対に出てきます。

ライバルに何かの要素では勝たないといけません。

でも、実績がその勝負になるのかと言えば、
そうでもないんです。

副業したい人は独立を謳っている人に
付いていかないし、独立したい人は、
副業を勧めている人に付いていきません。

つまり実績が増えればファンが増えるのではなく、
「客層が入れ替わるだけ」なんです。

私が将来、億万長者になって
成金ブランディングをし始めたら、
その姿に憧れる人は増えてくるでしょう。

でも今私の発信を読み続けてくれている人の
7~8割はいなくなるんじゃないかと。

あなたも求めていないと思います(笑)

だから実績が多い人って、
少ない人の上位互換ではないんです。

役割が違うだけ。

だから必ずしも「自分の顧客は、
実績の大きい先発組に奪われてしまう」
というわけではありません。

なので、先生ブランディングが
自分に合わない場合、優等生の
キャラを考えるのも手だと思います。

ちなみに私のブランディングは、
優等生~先生の間をイメージしています。

学級委員長くらいですね。

クラスではなく学年を取りまとめている。

同じ生徒の中では、際立って優れている。

でも先生ではないという感じです。

なぜなら、私も優等生と先生でどっちが
向いているかと言えば優等生だと思います。

でも優等生って、いわば友だち。

それだと、真剣に教える気持ちが
出づらいんですよね。

コンサルやサポートをしていても、
「厳しく言って関係がこじれるくらいなら
流しておくか」という発想をしやすいんです。

が、本当に生徒さんを成功へ導くためなら、
必要なことは厳しくても伝えないといけません。

その点、先生や師匠という
セルフイメージを持っていたほうが、
「ちゃんと教える責任がある」という
意識になるんです。

なので間を取って学級委員長くらいにしています。

ということで今回の話をまとめると、
ブランディングは以下の3つがあります。

A.友だちよりは頭がよく、距離感が近い優等生
B.生徒より明確に立場が上の先生
C.完璧な存在である神様

今の情報発信って、2つめの
「先生にならなければいけない」
がすごく強いと思います。

それを否定するわけではないし、
先生ブランディングにもメリットはあります。

でも、それが負担になっているなら、
優等生ブランディングもあるよということで、
今回のメールを書いてみました。

少しの自由と気楽さを発信するのが私のテーマ。

あなたの心が少し軽くなったら嬉しいです。

それでは!

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